【2018年】多言語自動翻訳wovn.ioとshutto翻訳を比較

サイトのチェック・修正をより簡単に!

多言語自動翻訳ツールWOVN.ioとshutto翻訳を使ってみた。

以前、WOVN.ioとshutto翻訳の比較記事を掲載してから1年以上経過し、各々サービスの内容や価格、特に機能のアップグレードが進んだので、改めて比較してみました!(本記事執筆は、2018年8月現在でのものです。)

先に気になる結論を申し上げます。

企業サイトや情報サイトで使うならshutto翻訳
手軽に導入するならWOVN.io

それぞれのメリットデメリットや実装方法に関する違いなどもありますし、このページを見ている方が想定しているサイトの種類によっても条件は異なるので一概には言えませんが、shutto翻訳、WOVN.ioの違いをお伝えしていきたいと思います。
また、複数のサイトを想定した概算に複数のサイトを想定した金額感がわかるように概算を取ってみました。
WOVN.ioは残念ながら金額不明です。WOVN.ioは、約40項目に及ぶヒアリングシートに詳細を記入するか、具体的なサイトでないと見積もりすることができないとのご返答をいただき、概算比較にご協力いただけませんでした。

圧倒的に優れているshutto翻訳の辞書登録機能

自動翻訳サービスですので、まずは翻訳精度のお話をしていきたいと思います。
それぞれGoogle翻訳のAPIを使っており、基本的な翻訳はGoogle翻訳に準じます。
しかし!WOVN.ioもshutto翻訳も、辞書登録機能という優れた機能を持っています。

この辞書登録機能は、専門用語や社名・団体名などの固有名詞を登録しておくことで、直訳を防ぐことができる機能です。

少し前までのshutto翻訳にはこの機能がなく、WOVN.ioに軍配が上がっておりましたが、shutto翻訳は2018年の大型アップデートでWOVN.ioを上回る機能を手に入れました。

例えば、弊社の名前「株式会社ジオ・キュービック」をGoogle翻訳で変換しますと、「Geo Cubic Co., Ltd.」となります。
しかし、弊社の英語表記は、「GIO-Cubic inc.」としたいので、「株式会社ジオ・キュービック:GIO-Cubic inc.」を一組として登録することできちんと翻訳に反映されるという機能です。

ただ、この機能Google翻訳の機能に割り込む機能なので、きちんと機能しないこともしばしばありました。
どのように機能しなかったのかというと、たとえば
株式会社ジオ・キュービック  →  GIO-Cubic inc.
ジオ・キュービック      →  GIO-Cubic
とした辞書登録した際に、意図しない翻訳がされるということがしばしば起きていました。
この問題は、現在のWOVN.ioでも起きています。

WOVNの辞書登録が反映されていない問題個所

優先順位のつけ方を工夫したりして、何度か調整を行う必要がありますが、いったん翻訳された記事は、自動翻訳をし直さない限り反映されないこともありますので、該当ページが多い際は変換の確認を十分に行って全ページの翻訳データを削除後に辞書登録を再度行い、すべてのページの翻訳をし直すことで解消されます。
しかし、規模の大きなサイトですと不便ですし、あとから辞書を追加する度に上記の操作をすることは現実的ではありません。
shutto翻訳は後発の為、この機能をしっかり対応してから出してきています。
ここに、大きな翻訳結果の差が出てきています。
おそらくWOVN.ioもこのことを理解しているはずですが、対応が早くはないので待つ必要がありそうです。

無料版でも有料版と変わらぬ機能を提供するWOVN.io

WOVN 編集画面

WOVN.ioの優れている点は、無料版でも有料版と変わらぬ機能を提供していることにあります。
サイト規模1000ページ以内で、元言語含まず3言語の対応、月間機械翻訳文字数3万文字、月間PV5万ページビューの中に納まるサイトであれば、無料で自動翻訳機能を導入することができます。

有料版に関しては、すべて個別見積もりとなっており公開されていません。
今回弊社で比較記事作成のためのお見積りを依頼したところ、ヒアリングシートというものを送っていただきました。
約40項目程度に回答することで、お見積りいただけるようです。
多言語化の目的に始まり、サイトのページ数、専門用語の数、月間PV、言語ごとのピークタイム、ピークPV数、ページの文字数、更新頻度、サーバの開発言語、サーバのバージョン、フレームワークのバージョンやウェブサーバの種類、会員制サイトの場合は、登録会員数やアクティブユーザ数、デイリーのアクティブユーザ数、ECサイトであれば、日・月当たりの決済金額、顧客単価など、社内にエンジニア、制作スタッフ、翻訳スタッフの有無、データの資産化状況などを細かく回答する必要があるようで、見積もりハードルが高く金額の算出していただくことを断念しました。

ざっくり月額いくらか知りたいと考える前に、まずは無料版を導入して使えるかどうかの判断をお客様サイドで行うことがおすすめです。
無料版の利用制限のハードルは、かなり低く設定されていますので無料版の範囲のサイトをお持ちでしたらWOVN.io絶対におすすめです。

驚異的なレイアウト調整機能を持つshutto翻訳

shutto 編集画面

企業サイトや、しっかりしたサイトだと、翻訳結果によってブラウザの表示レイアウト(PC・スマホともに)崩れてしまうことがあります。

そんな時に力を発揮してくれるのが日本語にはないCSSの設定や、文字の大きさの調整、表示ルールの調整がができるレイアウト調整機能です。
WOVN.ioにもレイアウトの調整機能はありますが、shutto翻訳のレイアウト調整機能は特筆ものです。
PCサイトをスマホ用に変換できるサービス「shutto」から生まれたshutto翻訳の本領発揮という機能だと思います。

そのため、表示崩れが許容されないサイトなどに自動翻訳を導入するのであれば、有料にはなりますがshutto翻訳のレイアウト調整機能は、必須といえるかもしれません。
この機能の詳細は、後述していきます。

自動翻訳の精度、レイアウト調整機能を重視するならshutto翻訳
価格・手軽さに重きを置くならWOVN.io

まずは、WOVN.ioで自動翻訳を試してみるというのが、おすすめです。
shutto翻訳にも無料プランがあるので、両方のサービスをまずは1週間程度でテストしてみて、自分たちにあったものを選んでもらうのがよいと思います。

比較する点はいくつかありますが、以下を参考に比較すると対象サイトごとにスムーズに結論が導けると思います。

  • 翻訳精度(辞書登録機能の反映度合)
  • PC/スマホの表示崩れ度合
  • 導入した際の月額料金
  • プロ翻訳を依頼した際と月額の費用の合計金額

上記の点を加味しての比較をお勧めします。
サイトのページ数、PV数、翻訳言語数で金額が大きく異なります。

WOVN.ioは、無料の範囲を超えると高額なお見積りが出てくる可能性があります。
その点shutto翻訳は月額数万円で大規模サイトも対応できてしまいますが、プロ翻訳を依頼すると一文字単価がWOVN.ioの5円に対し3倍の15円程度になります。

そういった意味では、プロ翻訳は自社内の外国人スタッフにやってもらうか、gengoなどの格安翻訳サービスを利用する、もしくは、自動翻訳サービスだと割り切る必要があるかと思います。

導入サポートや、実装に関しては弊社ジオ・キュービックが対応できますので、導入したけど動作しない、レイアウトの調整を依頼したいなどのご相談は、お気軽にお寄せください。

以下は、機能別の比較内容になります。
具体的な導入にあたっての比較になりますので、さらに読み進めていただければ幸いです。

WOVN.ioとshutto翻訳の詳細機能比較

導入は、タグを一行追加するだけ

どちらのサービスも、会員登録を行い、翻訳したいウェブサイトのURLを登録するだけで、ウェブサイトの翻訳が始められる仕組みになっています。
早ければ、3~5分程度でウェブサイトが自動翻訳できます。簡単なHTMLの編集は必要です。
shutto翻訳に関しては、「レイアウト調整機能」というスマホ変換サービスで培った機能を有しており、かなり自由度の高いレイアウト調整が可能になっています。この機能については後述します。

登録は簡単です。下記URLからそれぞれフォームを入力するだけです。

両サービスともに、無料トライアルができます。

登録すると、翻訳したいウェブサイトへJavascriptの追加をする必要があります。
それぞれのサービスで発行されるタグを、HTMLやphpなどの<head>タグや、共通タグ、GoogleTagManagerへ追加します。

ただし、JavaScriptを追加したページすべてが、自動翻訳されるわけではありません。
どちらもGoogleAPIを利用している都合上なのか、ページ数に制限がかかるようになっています。

WOVN.ioは、登録ユーザーが遷移したページが、リストアップされていく仕組みになっており、ページ数の上限になると、翻訳されないページが出ます。
shutto翻訳は、手動で1ページずつURLを登録する仕組みになっていて、こちらもページ数の上限以上は登録できません。

つまり、登録ユーザーがよく見るページを自動的に登録してくれるのが、WOVN.io。
自分たちが必要だと思うページを1ページずつ登録していくのがshutto翻訳といった感じになります。

ページ登録の手間がないWOVN.ioですが、意図しないページが登録される可能性もありそうです。
※テスト環境(公開していない)ページも登録されてました。。

逆に、
shutto翻訳は、1ページずつ登録する手動登録と自動でページを登録できる2つの自動登録方法を選べます。
ページ数が少ない場合や翻訳したいページを選びたい場合には、手動登録。
大規模サイトなどのページ数が多いサイトは、一括で自動登録※。
プロジェクトによって、使い分けしていくのが便利です。
手動登録は、必要なページだけ登録していけるので、管理しやすいと感じました。

※サービス契約時は、手動登録。自動登録は、サービス契約後に設定が可能。

WOVN.ioの料金

プラン名 無料 プライム
料金 0円 ASK
対応ページ数 1000ページ カスタマイズ
翻訳言語数 3言語 カスタマイズ
翻訳対象 静的/動的コンテンツ 静的/動的コンテンツ
機能 機械翻訳・プロ翻訳・メタタグ・画像置換機能あり
辞書機能 各言語100語 カスタマイズ
月間PV 5万PV カスタマイズ
認証ページ翻訳機能
ビジュアルエディタ
(コンテンツ編集機能)
SSL対応
自動ページ登録

shutto翻訳の料金(静的ページの場合)

プラン名 無料 エントリープランA ベーシックプランA ビジネスプランA エンタープライズプランA
料金 0円
(30日間)
6,000円/月~ 30,000円/月~ 60,000円/月~ ASK
対応ページ数 100ページ ~100ページ ~5,000ページ ~10,000ページ ~10,001ページ以上
翻訳言語数※1 1言語のみ 3~5言語 3~5言語 3~5言語 ASK
翻訳対象 静的/動的コンテンツ
機能 機械翻訳・プロ翻訳・メタタグ・画像置換機能あり
辞書機能 100単語 1000単語 1000単語 1000単語 ASK
月間PV※2
ビジュアルエディタ
(コンテンツ編集機能)※3
SSL対応
自動ページ登録 × ×

shutto翻訳の料金(動的ページの場合)

プラン名 無料 エントリープランB ベーシックプランB ビジネスプランB エンタープライズプランB
料金 0円
(30日間)
60,000円/月~ 120,000円/月~ 240,000円/月~ ASK
対応ページ数 100ページ ~5,000ページ ~10,000ページ ~20,000ページ ~20,001ページ以上
翻訳言語数※1 1言語のみ 1~3言語 1~3言語 1~3言語 ASK
翻訳対象 静的/動的コンテンツ
機能 機械翻訳・プロ翻訳・メタタグ・画像置換機能あり
辞書機能 100単語 1000単語 1000単語 1000単語 ASK
月間PV※2
ビジュアルエディタ
(コンテンツ編集機能)※3
SSL対応
自動ページ登録 × ×

※1 基本は3言語です。対応言語が増えるたびに金額が増加します。
※2 月間5,000万PVを超える場合は、別途費用がかかることがあります。
※3 HTML、要素の編集も可能。

どちらも自動翻訳は、GoogleAPI

それぞれのサービスの要となる自動翻訳の機能について比較していきましょう。

先にも書いたように、WOVN.io、shutto翻訳の両サービスはGoogleのAPIを利用しており、自動翻訳の精度はほぼ変わりません。
なぜ、ほぼなのかというと、WOVN.ioとshutto翻訳には辞書登録機能が実装されています。
事前に会社名や個人名、固有名詞、専門用語を登録できるので、Google翻訳だけに頼らない翻訳結果が得られます。
この辞書登録機能によって、精度が異なります。

また、WOVN.ioには専門用語集の生成サービスがあります。WOVN.ioと提携している翻訳会社が作成した専門用語集を登録しておくことで、より自動翻訳の精度を向上させることができます。 辞書登録機能の精度は、各社で異なるため翻訳の精度にも関わってきます。

例えば、「内部SEO対策」という言葉は、本来、"on-page SEO"と訳されないといけないですが、
自動翻訳で英訳すると、"Internal(内部の、体内の、内面的な) SEO measures(測定する、評価する、優劣を測る)"となってしまい、
本来あるべき"on-page SEO"とは表記されません。
また、Googleスマホ対応に関しても、"Google for smartphone"となってしまい、本来あるべき"Google mobile-friendly"とは変換されません。

こういった業界用語や、専門用語などは、あらかじめ辞書登録できると、翻訳の工数の削減に大きく寄与します。

特に、文中にこういった専門用語や固有名詞が散見される状態であれば、単語登録するだけで大幅に翻訳精度の向上と、翻訳の工数の削減させられることは明らかです。

気になる自動翻訳の精度 肝は「辞書登録」機能!

自動翻訳のツールを入れることを検討している方々のほとんどは、プロ翻訳の依頼はできるだけ少なくしたい!と考えているんじゃないでしょうか。
弊社でもお客様には、プロ翻訳はできるだけ少なく提案したいと考えています。

気になる精度ですが、ざっくりとしたイメージとして、辞書登録の機能を使用した場合、7割から8割は、自動翻訳のまま使える(そのままの文章が良いという意味ではありません)のではないかなという印象です。

WOVN 辞書登録画面

上のキャプチャは、WOVN.ioの辞書登録の画面です。
主に、電話番号に国番号+81を追加したり、商品やサービス名、固有名詞が含まれる言葉を登録しています。30ページ程度のコーポレートサイトで、100個程度の単語登録がされています。

自動翻訳を使うといっても、事前準備が重要で、「固有名詞、人名、商品名、サービス名、業界用語、専門用語」の準備が非常に重要です。
ガイドラインを作ることまでは必要なくても、よくつかわれる言葉(名詞)をリスト化しておくことで、
一般企業のコンテンツやブログの記事に関しては、自動翻訳だけでもある程度の精度を出せるようになります。

以前の機械翻訳は単語を変換するだけというイメージのルール翻訳でしたが、最近のGoogle翻訳に代表される自動翻訳は、大量のデータに基づいた統計翻訳をしているため、精度が向上し、自然な文章に仕上がってきているようです。

翻訳会社の中には、原稿を受け取った後、自動翻訳にかけ、おかしな文章を手直しすることで翻訳単価を下げたり、工数削減をしているところもあると聞きます。
それほど、精度が上がりつつある自動翻訳が、WOVN.io、shutto翻訳のようにサービス化され、ユーザーにも手軽に使えるようになってきたのだという印象を受けます。

ただし、まったくわからない言語の場合、どの程度翻訳結果が正しく、どの程度間違っているかの判断がつかないという問題が起こります。
そういった際には、やはり社内の外国人に確認してもらうか、ネイティブチェックをお願いするか、プロ翻訳を依頼する必要が出てきます。

ウェブサイトを見ながら編集、コンテンツ編集機能

shutto翻訳 コンテンツ編集画面

WOVN.io、shutto翻訳ともに、「コンテンツ編集機能」という機能があります。
どのような機能かというと、実際のウェブサイト(プレビュー)を見ながら編集ができるようになっています。
この画面では、テキスト・タグの編集・画像の置換が可能です。翻訳させたくないテキストは非表示設定が可能です。
コンテンツ編集機能にはスマホ・タブレット表示切り替えボタンがあるので、デバイスごとの表示切り替えがサクッとできます。

shutto翻訳 コンテンツ編集画面 スマートフォン表示

WOVNは、「コンテンツ編集機能(ビジュアルエディター)」だけではなく、「テキストエディター」、「ライブ編集」という機能があります。
※ビジュアルエディターは、フリープランだと試用版です。

テキストエディターは、左側に翻訳前のテキスト(原文)、右側に翻訳されたテキストが表示されるので、原文と比較しながら編集が可能です。
翻訳待ち、翻訳完了、担当者等のラベルを設定できます。担当者ごとやステータスごとにわけることができるので、ひとめでどの状態か確認できます。

ライブ編集は、ビジュアルエディターと同様に、実際のページをみながら編集できる機能です。
翻訳したい(編集したい)箇所を選択すると、編集画面が表示され、原文を確認しながら編集できます。

上記2つの機能は、コンテンツ編集機能と同じ機能が使えますので、
レイアウトを確認しながら編集したい場合はビジュアルエディター、
翻訳された文章をリスト形式でまとめて確認したい場合はテキストエディターなど、
用途によって編集画面を切り替えが可能です。

WOVN ライブ編集画面

shutto翻訳の「コンテンツ編集機能」は、テキスト、タグの翻訳編集、画像の置換だけでなく、文字色や文字サイズ、ソースコード・HTMLの追加も可能です。
翻訳した言語をCSSでレイアウト調整したり、HTMLタグを追加・変更することができますので、
各言語ごとに、CSSを調整することもshutto翻訳上で可能です。
また、元言語にはない要素を追加できる点も大きな魅力です。

調整した内容は編集中のページ、または、全ページに反映することができ、
同じ文章が他のぺージある場合でも自動的にマッチングする「翻訳共有」機能もあるので、
反映漏れがなくなり、運用が楽になります。

WOVNは、様々な形式(表示方法)で編集可能で、shuttto翻訳は、HTML,CSSの編集まで可能です。

shutto翻訳 コンテンツ編集画面

気になる海外SEO対策

翻訳した後、SEO対策されるのか、気になるところです。

WOVNは、ライブラリ方式※の導入により多言語化ページを検索エンジンにインデックスさせることができます。
翻訳されたコンテンツを検索エンジンにインデックス可能です。
対象国は自動翻訳が可能な国です。全プランで対応のサービスですが、有料プランの場合、インデックスさせたい国を増やすことも可能とのことです。

また、CDN (Content Delivery Network)を利用しているので、どの国からでも翻訳切り替えスピードを確保しているようです。

shutto翻訳は、翻訳されたページを海外の検索エンジンに認識させ、インデックスさせることが可能です。
Googleの検索エンジンに対応しています。
URLの後につく任意のパラメータ違いのページを同じページとして適用したり(検索結果ページなど)、正規表現も使えるので、適用される条件を細かく指定することができます。

※登録者が、契約しているファイルサーバーにWOVN提供のファイル一式を設置する必要があります。

動的サイトにも対応

CMSなどで構築された動的サイト、ECサイトやお問い合わせフォームも翻訳が可能です。
サービスやプランによって、使える機能が異なるので、下記表を参考にプランを使いわけたほうがよさそうです。

  WOVN.io shutto翻訳
Ajax
フォームやエラー表示にも対応
×
決済ページ
シングルページ
アプリケーション※1
×
検索結果ページ ×
その他動的サイト※2
ユーザー生成コンテンツ※3 ×
SSL
会員認証ページ ×

※1 単一のページで構成されるウェブアプリケーションに対応。
※2 条件によって動的に表示が変わるサイトに対応。
※3 サイト上に投稿される口コミやレビューに対応。

使いかたがわからなくなったら、すぐ活用!安心のサポート

WOVN ヘルプセンター

どちらのサービスもUIが改善され、使いやすくなっていますが、新機能が追加されたり、UIが変わると使いかたがわからなくなってしまうことがあるかと思います。
サービスによっては、マニュアルを提供してくれたり、専任のカスタマーサポートがついてくれます。
月額の料金に含まれていることがあるので、使わない手はありません。
使用するとより翻訳がスムーズになる機能がマニュアルに書いてあったりもするので、一度マニュアルに目を通してみるのもおススメです。

WOVNは、基本的なサポートプランがあります。WOVNの導入方法や使いかたがわからなかった場合などは、メールでの問い合わせでサポートしてくれます。

この他のサポートとして、WOVNのプライムプランには、「専任カスタマーサクセス」というサービスがあります。
このサービスは、専任サポートがついてくれ、メール・電話でサポートしてくれます。

サイト多言語化の進め方、運用方法等のノウハウを提供してくれる「ウェブ多言語化コンサル」というサービスもあります。こちらを利用することで、運用を円滑に進められるかもしれません。

利用ユーザーに向けた教育サービス、利用者への教育およびマニュアル提供やチュートリアル動画もありますので、こちらも活用してみるのもおススメです。

shutto翻訳は、お問い合わせフォーム、カスタマーサポートがあります。
使いかたやよくある質問は、記事などに記載がありますので、こちらを確認するのもおススメです。

低価格で依頼できるプロ翻訳

WOVN.io、shutto翻訳ともに、プロ翻訳という機能があります。

どのような機能かというと、ウェブサイトのテキストのリストの中から、
翻訳をお願いしたい箇所(翻訳したい箇所)にチェックして、プロに翻訳依頼をかけられるという機能です。

これは、翻訳してほしいと思う文章やキーワードを自分たちで選択して翻訳依頼できるという機能です。
おそらく、ウェブサイトの前後の文章も読みながら、プロの翻訳者が適切な文章に翻訳してくれているのだと思います。
(翻訳会社の確認を取っていないので、どのように翻訳しているかはわかりません。あくまで推測です。)

実際に、翻訳依頼を部分的にお願いしましたが、前後の文を考慮した文章が出来上がってきました。(英語で判断したのみ)

また、翻訳依頼をする時点で、選択した元言語の文字数に、翻訳語の言語に設定された単価を掛け合わせた金額が表示されるので、
その場で見積りが取れる、依頼料が分かるという点がよくできていると感じています。

  日英翻訳 日韓翻訳 日中(簡体字)翻訳 日中(繁体字)翻訳
WOVN.io
1文字あたりの単価
(カジュアル翻訳)
5円 5円 5円 5円
WOVN.io
1文字あたりの単価
(ビジネス翻訳)
10円 10円 10円 10円
WOVN.io PRIME
1文字あたりの単価
1円 1円 1円 1円
shutto翻訳
1文字あたりの単価
39円 15円 19円 19円

プロ翻訳の料金は、圧倒的にWOVN.ioが安い!

自動翻訳サービスの中でも低価格のプロ翻訳は使い勝手も良く、WOVN.ioの月額利用料無料版を利用しつつ、
WOVN.ioで仮ページを作りプロ翻訳をつかって翻訳を行うなんてこともできなくないため、
翻訳を頻繁に行う必要があるときは、WOVN.ioやgengo.comのクラウドソーシングの翻訳サービスのみを使うのもありだと思います。

原稿執筆時点(2018年8月9日現在)では、shutto翻訳のプロ翻訳は残念ながら安くはありません。

上記金額を比較する限り、プロ翻訳のクオリティは比較できませんでしたが、単価だけであれば、WOVN.ioの方が圧倒的に安くプロ翻訳の依頼ができます。

金額の算出方法もWOVN.io、shutto翻訳は多少違うと思われます。
文字数でカウントはしていますが、HTMLソースの分割方法や重複する文字列のカウント方法が異なっているのでしょう。

以下は、弊社のサイト内の同一ページにおいて、全テキストを日英でプロ翻訳した際の見積金額です。
WOVN.ioは、30,250円、shutto翻訳では、158,691円という結果が出ました。
実に5.25倍の差が出ました。

同一ページを翻訳した際のWOVN.ioの見積価格(左),同一ページを翻訳した際のshutto翻訳の見積価格(右)

ただ、付け加えると、翻訳単価は、WOVN.io 5円、shutto翻訳 39円となり、7.8倍の差があります。という事は、重複テキストの排除は、shutto翻訳の方が優秀だといえますので、 今後、shutto翻訳がプロ翻訳の価格を改定し、WOVN.ioに迫る翻訳単価になった際は、WOVN.ioよりも安くなる可能性があります。

翻訳元言語が英語だと非常に結果がいい

自動翻訳をする際に、気を付けておきたいことがあります。 それは、S(主語)+V(動詞)+O(目的語)が、はっきりしている文章ほど、自動翻訳の結果が良いという点です。

つまり、日本語やタイ語のように、主語を省略しまう言語だと自動翻訳後の結果が著しく低下していまいがちです。
また、S(主語)+V(動詞)+O(目的語)がはっきりしていない文章であったり、口語文体であると翻訳精度が落ちる傾向があります。
キャッチコピーやSEOを意識した見出しなどは、意図した内容とかけ離れてしまいがちで理解できない結果が散見されました。

その点、英語は、S+V+Oが非常にはっきりしているので、翻訳元言語として選んだ際に、大抵の言語で理解ができる文章になりやすい結果になりました。

WOVN.io、shutto翻訳にしろ、自動翻訳をメインに使いつつ、キャッチコピーをセルフ翻訳するか、プロ翻訳依頼することがよさそうです。
特に、外国語SEOを意識した際に、titleタグ、meta keyword、discriptionやH1,H2,H3などは、自動翻訳にはまだ頼れないという印象です。

日本語から英語へしっかりプロ翻訳した後に、英語のページを静的に作るか、CMS内にページを生成してから、
WOVN.ioやshutto翻訳で、中国語(繁体字、簡体字)や韓国語、タイ語、ベトナム語、フランス語や、その他言語に変換することが、最もコスト削減に寄与するんじゃないのかと感じています。

セルフ翻訳が使いやすいshutto翻訳

shutto翻訳において特筆すべきは、管理画面の使いやすさでした。

特に、セルフ翻訳の画面は、WOVN.ioに比べて分かりやすくスマホ変換サービス"shutto"で揉まれた事がうかがえます。

shutto翻訳 コンテンツ編集画面

画面左側に、PCサイトのプレビューが表示され、画面右側に自動翻訳されたテキストがリスト化される作りになっています。
プレビューは、PC、モバイル(スマホ)の表示切替ができるようになっていて、見やすく使いやすくできています。
テキストの一覧も、コンテンツ内テキストと、HEADタグ、画像と別れていて、翻訳元言語が埋め込まれた画像もここで置き換えることができるようになっています。

選択中のテキストは、プレビュー画面で、水色の枠線に囲まれ、該当箇所が分かりやすくどの文章を選択しているか一目瞭然です。

重複するテキストは、一か所変更すれば、同一テキストを全てまとめて変換してくれるため、何度も同じ翻訳を繰り返す必要がありません。
例えば、ブロック要素として共通している部分、ヘッダーやフッターをきちんと翻訳しておけば、以後下層ページの自動翻訳時に、すべてのページに反映される仕組みになっています。

テキストのエディタ画面も「前へ」「次へ」を送ることができ、いちいちリストに戻らずに自動翻訳された内容のチェック、または、セルフ翻訳ができるようになっています。

有料版には、編集履歴が残るようになっていて、過去のある時点にテキスト単位で復元する機能がある点は現場の利用をよく理解しているなと感じます。

多少外国語が分かる人ならば、セルフ翻訳の機能と自動翻訳で充分でしょう。
現状では、shutto翻訳のプロ翻訳は、金額的にお話になりませんが、プロ翻訳を利用することがなくセルフ翻訳主体であればshutto翻訳を選んで問題ありません。

大量ページに向いているWOVN.io

原稿執筆時点(2018年8月9日現在)では、WOVN.ioの方が、大規模サイト向きと言えます。
shutto翻訳は、1ページずつ登録する必要があり、また公開も自動的には公開されません。

翻訳精度は、さほど気にならない、一応外国語になっていればよく、手間をかけたくない方は、迷わずWOVN.ioを選ぶべきだと思います。
ユーザーがサイトを閲覧することで、自動的に翻訳されていきます。

また、shutto翻訳のビジネスプランは、1言語100ページなのに対して、WOVN.ioは3言語1000ページです。
つまり、shutto翻訳は、1言語あたり200ページしか翻訳できませんが、
WOVN.ioは、1言語あたり、333ページの翻訳ができます。

ニュースリリースなど、翻訳するページが大量にある場合は、WOVN.ioが手間が少なくお勧めです。

料金が気になるので見積もりとってみた

料金プラン範囲外の対応は要問い合わせになっているけれど、どれくらいの金額になるか気になったので、見積りをとってみました。
下記は、shutto翻訳の概算見積りです。導入する際の参考に使用してください。

WOVNは、詳細が明確でないと見積もりすることができないとのご返答をいただき、見積りは取れませんでした。
ターゲット、サーバーの種類、制作・運用体制、サイト構成、更新頻度、日・月PV数、専門用語数などの詳細な情報と確定案件であれば見積りが可能とのことです。
フリー版とプライム版では機能に差異はあまりないようなので、フリー版で機能などを試してみて、対応言語やページ数が足りなくなった場合には、見積りをとるというのがよいかもしれません。

shutto翻訳 概算見積もり

案件 ページ数 月間PV 対応言語 元言語 月額
個人経営ジャム工房サイト 90ページ 1言語 150PV 日本語 6,000円
フィギュア制作会社サイト 1,000ページ 2言語 60,000PV 日本語 6,000円
中国人向けの不動産サイト 3,000ページ 3言語 900PV 日本語 30,000円
京都にある個人運営の民泊サイト 30ページ 5言語 3,000PV 英語 10,000円
人気のスニーカーサイト 500ページ 6言語 6,000PV 日本語 12,000円※
北海道にあるゲストハウスサイト 50ページ 8言語 1,500PV 日本語 16,000円
人気キャラクター美術館サイト 2,000ページ 7言語 30,000PV 英語 70,000円

※ECサイトを含む場合は金額が異なります。

翻訳サービスの問題点「自動翻訳のチェック」と「海外SEO」

自動翻訳が終わった時点では、外国人ユーザーに十分な理解が得られる状態になったとは言えないのがこれらのサービスの問題点です。
そのため、弊社では、外国人のパートナーに自動翻訳された文章が、各国語の文章として間違いがないかという点のチェックを行っています。

また、チェックだけ行っても、言葉のニュアンスが伝わっているかどうかは会話によるすり合わせが必須です。
我々は、プロ翻訳前後の文章が伝わる内容になっているかをお手伝いいたします。
費用は、文字単価ではなく、かかった作業時間で済むので、割安な価格設定になっています。

海外SEO対策に関しては、きちんとSEO対策しGoogleや各種検索サイトクローラにサイトを認識させる上では、CMSの導入をお勧めしています。
WOVN.ioやshutto翻訳で生成されるページをCMSに登録できる環境を構築中です。

海外にサーバを設置し、現地の検索エンジンからの流入させられるように
タイ、マレーシア、中国等のサーバホスティングも行っています。

お問い合わせ 03-5919-3353